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最近特に話題になっている日本語で世界的にも広がりつつある言葉

もったいない

2004年ノーベル平和賞受賞者でケニヤ共和国環境副大臣

ワンガリ・マータイさんが日本で見つけた言葉

「もったいない=MOTTAINAI」〜日本人が忘れていた精神(こころ)〜
についてご紹介します。
 
ワンガリ・マータイ
 初めて日本語の「もったいない」の意味を知った時、世界へのメッセージとして大事な
言葉だと直感しました。私はまず、もったいないの精神的なルーツにとても惹かれました。
そして、長年、環境問題に取り組む中で掲げてきた合言葉「3つのR」(リデュース・
リユース・リサイクル)を、たった一言で言い表しているのが素晴らしいと思いました。
私たちが住む地球を破壊に追い込む申告な脅威を減らすには、資源の無駄をなくし、
使えるものは再利用し、そしてそうでないものはリサイクルするしかありません。
 さて「3つのR」は実用的であり、先見性にたけたビジョンなのです。
つまり、これは政府や企業にあてはまるだけでなく、また一方で、皆さんの地元や
都道府県だけに限られるものではありません。誰もが対象であり、私たち一人ひとりの
生活の面にあてはまるものです。「私になにができるの」と聞かれたら、私はいつも、
「人間一人ひとりに変化を起こす力があるのよ!」と答えます。「3つのR」こそが、
将来の世代へとつなぐ健康的できれいな世界をつくることに不可欠なのです。
「3つのR」を実行すると、ほかにもいいことがあります。例えばケニアでは、リサイクル
可能な運搬用バスケットへの需要が、新たな市場をつくり出します。そしてこのバスケットが
正当な価格で取引された時、何千人もの人々の暮らしを支えることができるのです。
これは一つの例ですが、女性への恩恵は大きいのです。
私は、30年近く前、ケニアで7本の木を植えました。これがグリーンベルト運動のきっかけ
となりました。その後、多くの女性(男性もいます)がケニア国じゅうに3000万本以上の
木を植えてきました。そしてこの経験をアフリカの他の国とも分かち合っています。
植林を通して、多くの人びとが生活の糧を得ました。木は彼らに燃料を与え、そして彼らの
土地を浸食から守り、時として少ないながらも生活費の足しとなっています。
 これらの活動を通して私たちがわかった大切なことは、市民が力を持たなくていけない、
ということです。私たちや子供の望む生活を実現するために、環境を保護し復旧活動に参加
して欲しいのです。他人がどうにかしてくれるのを待っていてはいけません。
(3Rイニシアチブ閣僚会合より)
 
私も「もったいない」という言葉は、子供の頃、祖父母や両親から言われた(叱られた?)
言葉でよく耳に残っています。この言葉から「3つのR」を連想されたということで、
これからの「持続・再生する社会」に必要な言葉だと改めて実感しました。
「もったいない」に秘められたいちばん大切な心は、物を惜しむこと以上に、
そのものを得るまでの様々な苦労に対する感謝と敬愛の念なのです。まさに、
日本人の美徳である「もったいない」の心をいま一度よみがえらせたいものです。
 
 
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